アニメニューストピックス
『そらのおとしもの』総括?座談会第3幕 アニメオリジナルに込められた様々な暴走
サーファーズパラダイス(そらおとカフェ-そらのおとしもの情報局-)、amustyle(アミュスタイル) - そらのおとしもの Archiveに引き続き第3幕。
そはらチョップに隠されたこだわりとアニメオリジナルのパンツロボ!そのこだわりとは?
<『そらのおとしもの』総括?座談会 参加者>
斎藤久監督(以下 斎藤)
AIC ASTA 黄樹プロデューサー(以下 黄樹P)
キャラクターデザイン・渡邊義弘(以下 渡邊)
メインアニメーター・鷲北恭太(以下 鷲北)
見月そはら役 美名(通称はらみ、以下 美名)
ニンフ役 野水伊織(通称いおりん、以下 野水)
角川書店 仮面プロデューサー(以下 仮面P)
プレセペ ライターU(以下プレセペ)
サーファーズパラダイス ライター・A(以下サーパラ)
アミュスタイル ライター・F(以下アミュ)
■そはらチョップは監督がこだわった!?
黄樹P:最大の闘いは4話でしたね。
鷲北:第4話でそはらのチョップの基本系が出来たんですよね。
プレセペ:そういえば、最初の頃はやたら気合の入ったビール瓶割りのカットとか入ってましたよね。
美名:マス大山ですね!(笑)
鷲北:あれは監督のこだわりですよね。
斎藤:そうですね。
プレセペ:あれは、そはらのチョップの威力を表す為にやったんですかね。
黄樹P:「これぐらいの破壊力があります」というのを表したかった。
鷲北:最終的に、きっと牛の角割るまでいくんだ、って噂もあったぐらいです(笑)。
黄樹P:で、毎回毎回エスカレートするのかなと思ったら、途中で飽きちゃったみたいで。(一同笑)「もうやらないんだ?」って監督に聞いたら、しれっと「そんなにネタが続くわけないじゃないですか、ははは(笑)」と。
斎藤:だって、何回もやったらファンが「もういいよ」って言うんじゃないかなと考えたんですよ。
黄樹P:そしたら思いのほか、「今回ねえよ!」って怒ってましたよね。
斎藤:3回が限界かな、と思ったんですけどね。
黄樹P:あのネタは、正直続けてもよかったんじゃないかな。
■アニメオリジナルで大爆走した第4話
黄樹P:あと、アニメオリジナルで「エロ本話」をやりたかったんです。やはり中学時代における男子の共通的なネタとして、4話で家の外に脱出した智樹が再度もう一回家に突入した時に何があれば一番悲惨なのか、ということを考えたときに、「エロ本を見られる」というシチュエーションそのものが存在していない、と思ったんですよ。過去のアニメにおいて、幼なじみキャラがベッドの下に隠してることを知っている、というシーンはあっても、まじまじとそれを見て呆然とするシーンってなかったなと思って。それをやってみたい、というものすごい羞恥プレイ的な発想でやっちゃいました。あれはかなり気に入っているんですよ。あんな最悪なシチュエーションは多分ないだろうと。
斎藤:序盤はどれだけひどいことを真剣にやろうか、と考えていたんですよ。4話のBパートの話は夜中に黄樹さんと設定制作の子と3人で話して、あっという間に決まりましたよね。「原作通りじゃだめなんだ!もっとボリュームアップしないとダメなんだ!」と。
黄樹P:青春の1ページとして最悪な幼なじみとのシチュエーションを作るとしたらエロ本公開処刑しかない、と(笑)。「最後、花びらのように舞い散ってくるエロ本とか最高じゃん!?」と1時間ぐらいで決まりました。
プレセペ:ああ、だからエンディングの映像もあんな感じだったんですね。
黄樹P:あの映像も色々な人に声をかけたんですが、みなさんノリノリで描いてくれたんですね。
鷲北:ちょっと作品間違ってるんじゃない?という人もいましたが。(笑)中学生が買う本じゃないよね、という本が何冊かあるんですよ。
黄樹P:しかも、女性陣の方が過激なんですよ。「あなたの思い描くエロ本の表紙を描いてください」ってう発注だったんですが、女性陣の方が過激な表紙だったんです。
鷲北:逆に「こういうのが好きなんでしょ?」というイメージで書いたんでしょうね。男でもレジに持っていくことをためらいますよ、アレ。
黄樹P:そう。女性の主観からみたエロ本のイメージってすごいんだ、と感じましたね。
アミュ:実際、TV局からNGって出たんですか?
仮面P:あのエロ本に関しては、局とは15回ぐらいやりとりしたよ。ラフをもらってやりとりをして、絵が完成してからもやりとりをして、最後、テキストで引っかかったのかな。
黄樹P:で、文字を入れなおしたりどうしてもダメだった絵を直したり。
仮面P:第4話のエンディングを作るために30回ぐらいAICに行きましたからね。
話は戻るけれど、僕が好きなのは「そこには俺のお宝コレクションが!」と叫びながら智樹が部屋に入ると、押入れから山のようなエロ本が出てきてそはらが呆然とする、という。
黄樹P:ですよね。あのシーンがやりたくて考えましたし。そはらはあれを見てよく引かなかったな、と思うぐらいですよ。
仮面P:普通のアニメだったらあそこがオチですしね。(笑)
斎藤:でも、そこでは終わらない。そこからスタート、ぐらいで。
黄樹P:美名さんはどう思いました?僕は最高に好きなんですが、女性視点から見た感想はどうなのかなって。
美名:智ちゃんは現実的にこんなに買えないでしょって思ったんですよ。
黄樹P:智樹の凄いところはあの量を蓄えていたことですよね。
斎藤:親がいませんからね。そりゃ生活費を削ってでも買いまくりますよ。
黄樹P:普通、幼なじみキャラって美名さんみたいに「知ってるけど言わない」という状態になるのが普通なんだけど、そはらはあの時素で驚いていたんですよ。そういう類の探索も詮索もしない、というところで「そはらはなんて良い子なんだ!」と思わせたかったんですけれども、それ以上にそはらの精神的ダメージは大きかったと思います。
斎藤:毎朝起こしに来るぐらいなら、当然押し入れを開けたら何があるかなんて知っていると思うんですよ。そこをあえて「なによこれ」という感じにしたかった。
仮面P:とにかく、そらおとはインパクトが強すぎるんだよね。もっと褒められてもいいのに埋没しているシーンが多いんですよ。その代表的なものがエロ本のシーンの直後に出てくるパンツロボ。パンツロボのシーンがあまりにも強烈すぎて(笑)。あの話は大爆笑したんだよ。その前の智樹の台詞回しもおかしいし。
美名:ステキコレクションに呆然としていたら、あっという間に襲われてしまいますからね。
斎藤:あの話はどれだけツッコミどころをつくれるか、というところでしたね。
鷲北:階段上がってるときに、ピタッと止まってシャキーンとネガポジ反転するのも、某作品のオマージュだし。(笑)
黄樹P:あそこは本当に「ピキーン」って音がしているんだよね。
総括座談会の続きは、3月5日にプレセぺ(http://www.presepe.jp/soraoto/)で掲載されるので要チェック!
東京アニメセンターインフォメーション
【参加募集中!】アニメーション作画トレース体験講座 〜東映アニメーション編〜 開催!!
【8月8日(日)14:00】声優の日 夏休みスペシャル~声優オーディション対策講座~開催!
【夏はポケモン!!】劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール 幻影の覇者 ゾロアーク 展 開催のお知らせ
アニメニュースヘッドライン















